Re: Through Friendly WatersというKettelのアルバムはとにかく聴きやすい。エレクトロニカという多岐にわたるジャンルの導入におすすめの一枚だ!
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Re: Through Friendly Waters – アルバム情報
Re: Through Friendly Waters – おすすめ曲
音楽は次から次へとつながっていく…。
このアルバムを紹介する前に、僕の音楽の好みの変遷を勝手させてもらうと、まず人生最初の彼女がピアニストだった事から、クラシック音楽を聴くようになりました。それまで全く音楽に興味がなかったんですが、とにかくショパンとか聴きまくりました。
しかし、そのうちに彼女にフラれます。
そして読書の世界に逃げ込むのですが、村上春樹の作品の影響でジャズに興味を持ちました。
始まりはビル・エヴァンスのピアノ・ジャズでしたが、一口にジャズと言っても楽器からリズムから幅広いものでして、ジャズのフュージョンに度肝を抜くのです。
これがジャズかよ!斬新だな!
…と。
そして電子楽器に目が行くようになり、ファットボーイ・スリムでテクノを知り、テクノからハウスやエレクトロニカに派生していって、最終的にエレクトロニカが一番よく聴くという状況に落ち着きました。
多分ね、この流れって音楽の歴史を元にたどっても同じ流れだと思うんですよ。どんな音楽も全部、派生していって形成される。
エレクトロニカもテクノ。テクノもフュージョン。フュージョンもジャズ。ジャズもクラシックがなければ存在しなかったわけです。
それは逆も然り。
実はエレクトロニカもここから派生していって、ひとえに「ニカ」と言われるジャンルでも沢山あるのです。ゴリゴリ系やポップでカラフルなかわいい系。両方聴いてみると本当に同じジャンルなの?って思っちゃうほど。
だからこそ、最初に聴く音って大事なわけで、エレクトロニカが好きになってもらいたい人にオススメするのがKettelの
Re: Through Friendly Watersなのです。
とにかく聴きやすいエレクトロニカです。ピカピカしています。一般にいうエレクトロニカのイメージまんまです。なので聴きやすいですが、飽きやすいです。でも、導入としてはすごくオススメしやすい。
僕自身も、このアルバムからエレクトロニカは入りました。最初の衝撃はすごいものでこんなきれいな音楽あるんかい!?でしたね。
そもそも、このアルバム、限定販売したら即完売して、要望が多かった為に焼き直して再販というお墨付き。かなりミーハーですけど、売れているものは何かしらの良い要素があるので聴いてみて損はない。
Re: Through Friendly Watersになっているものは再販されたもの。もとは「Through Friendly Waters」なのです。
んで、このアルバムを聴きに聴きまくったら、同じKettelを聴いてもイイです。正直、同じアーティストなの?ってぐらい多種多様なアルバム作ってます。このアーティストは。
それか、また後日記事を書く予定ですが、同じジャンルのようなものが聴きたかったら、I Am Robot And ProudとかSerphいいですよ。
そんな感じで、エレクトロニカの導入としての一枚をオススメしました。まぁ、その理由はとにかく聴けばわかる!すごく楽しくてとてもきれいな音楽です。読書に最適!
ではでは、『Re: Through Friendly Waters』の紹介でした。
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『Re: Through Friendly Waters』を試聴する
Re: Through Friendly Waters - 感想・評価
Re: Through Friendly Waters
- アルバムバランス - 82%82%
- サウンド - 93%93%
- グルーヴ - 78%78%
- 中毒性 - 72%72%
- 心酔度 - 90%90%
レビューまとめ
心がギスギスして、余裕がなくなってしまった時、まずは手を水で冷やして、暗い部屋に行き、このアルバムを静かに聴いて欲しい。そこに広がるのは幻想的な世界。水に包まれているかのような美しい音の流れに、疲れた心もリフレッシュするはず!バリバリのヒーリングミュージックは苦手という人に丁度いいポップさです!